【番外編】愛車のチェックしていますか?年末年始に向けて安全確認を!

お世話になっております。

NOJ千葉店でございます!

新型コロナウィルスも国内ではしばらく落ち着いていましたが、オミクロン株という変異ウィルスが確認されて世界中で話題となっていますね!岸田総理が入国の規制を掛ける等の迅速な対応をするという事はやはりまだまだ油断できる状態ではないという事ですね!皆さんも感染防止対策しっかりと継続してくださいね!

コロナの話題に触れましたが、緊急事態宣言も解除され今年こそは帰省しよう!という方多いのではないでしょうか⁉︎私も妻の実家に顔を出そうかなと考えている所です!

そこで今回はついつい忘れがちなお車のチェックについて触れてみたいと思います!

以前、インターネットで読んだ記事にあったのは女性ドライバーの約8割がボンネットを開けた事がない、もしくは開け方を知らない…というアンケート結果!読んだ時は衝撃でしたが、冷静に考えると開けた所で…⁉︎と思いました。実際今の車は整備性は悪く(エンジンルームの見た目重視)多少知識がある人でも安全確認の為のチェックがやりづらいです!ボンネットの開け方を知らなくても何を確認するかを理解して然るべき所(ディーラーや整備工場等)に依頼ができれば問題ないと思います!

ところで皆さんはロードサービスを利用した事はありますか?保険会社のCMでも【万が一の事故の時】駆け付けてくれるなんて放送していますが、実際には事故でも自走できる場合もあるので皆さんが思ってるよりも出動は少ないです!

2020年4月〜2021年3月のJAF出動割合の内訳

約4割がバッテリーで2割がパンクなどのタイヤ関係の出動です。特にここ十数年はパンク等タイヤに関わる出動が増えているそうです!

という事でロードサービスのお世話にならないためにもこの上位2件についてお話しさせていただきます!

まずは【バッテリー上がり】です。ちなみにこの【上がり】って言葉になぜ?と思った事ありませんか?

仕事が終わった時に『上がります!』って聞いた事ありますよね?この上がりと同じで【終わった】という意味で使っているらしいです!昔の車は電装品なんてほとんどないですから最後までしっかりバッテリーの役目(仕事)が終わった(上がった)と言う意味で使われ始めたそうです。(諸説あります)

話が逸れましたが、バッテリー上がりは注意していても突然起こります。できる予防策の一つとして提案できる事は短距離移動の際のアイドリングストップの解除です。ちなみに私は常に切ってます。

アイドリングストップ解除ボタン。シフトレバー付近にある車もあります。

アイドリングストップ(以下アイスト)は最近の車にはほとんど付いている機能です。CO2の問題などで推進されていますがバッテリーに掛かる負荷はものすごく大きいです!エンジン始動時が1番バッテリーを使うと言われているのにそれを停車の度に繰り返す。かなりの重労働ですね。特に日本は諸外国に比べてストップアンドゴーが多くなる道路事情です!バッテリーが弱くなるのがアイスト無しの車に比べて早いのは当然です。しかもバッテリーを替える時の費用も1.5〜2倍位掛かります!高価な上に短命…アイスト車の場合、一般的には2〜3年に一回の交換が推奨されています。

近所の買い物くらいならアイストを切ってバッテリーの負担を掛けない方が家計には優しいと考えます!環境の事を考えると…と言われるかも知れませんがバッテリーを頻繁に替える事も工業製品である以上、必ずどこかに良くない影響を及ぼしています。どっちが正しいかの議論では無くどっちを選ぶかの選択肢として受け止めていただければと思います。

では皆さんはご自身のお車のバッテリーをどれくらい使っているかは把握されていますか?

こちらはパナソニックのブルーバッテリーカオスの画像です。6桁の数字は初期充電日を示しています。日/月/年ですので2021年6月8日に製造(初充電)されたと言う意味です!まだ新しいバッテリーですね!中には表記が無いものや表記方法が違う物もありますが、これを見れば大体いつのバッテリーかは分かります!カー用品店等で替えた時は交換日を書いてくれてるのがほとんどですのでたまには確認してみるのも有りですね!もしアイスト車で3年以上経っていたらそろそろ交換をご検討ください!かなり頑張った方ですよ!

先程ストップアンドゴーが多い日本とお話ししましたが、帰省中に渋滞にハマってしまったら必ず(お願いベースですが…)切ってください!一応バッテリーが弱っている時にはアイストしない制御が入っていますが絶対ではありません!渋滞中にバッテリー上がりしたら…想像付きますよね⁉︎ロードサービス来れないですよ…渋滞してますから!エンジン掛からない車内はめちゃくちゃ寒いです!くれぐれもお気をつけください!

MAZDAデミオのバッテリー純正同等のS95

もし交換を検討されているのであればワンランク上のバッテリーに交換する事をお薦めします!確かに出費は増え、少し重くなりますがそれ以上のメリットがあります!

冬等の過酷な環境下での始動性能アップ!

長期未乗車時の耐久力アップ!

オーディオ類の音質アップ!

バッテリーの負担軽減による寿命延長効果の期待値アップ!

国産車の一般的なアイスト車用のバッテリーはアルファベットと数字の組み合わせで表記されています。バッテリーの箱の大きさはK M N Q S Tの順で大きくなります。その後の数字が性能を示す数値です。Kは主に軽自動車に使われていますが(別にダジャレではありません…)一部2個バッテリーを搭載している車(セレナ等)にも使われています。大体の軽自動車でKとMの互換性はあります。スペースに問題が無ければMでも後の数字が下がらなければ問題はありません。QとSとTも端子の太さは同じなので互換性があると言えますがスペースの問題や後の数字が下がる(T115をS95やQ55に交換する)と本来の能力を発揮できず車の動力性能にも影響を及ぼす可能性がありますので同じアルファベットの物をお選びください。

先程アルファベットの後の数字が性能を示す数値と触れましたがこちらは単位がないそうです。単純に大きいと性能が良いという認識で間違いないので今の物より大きい物をお選びください。50までは2刻みで増え、50からは5刻みで増えていきます。

先程の画像のデミオのS95は次の数値は100ですがS100というバッテリーは主要メーカーからは出ていません。S95の高性能バージョンはS115が一般的です。

単純に数値が大きければ安くても高性能を期待出来るかと言えばそうとは言い切れません。アイスト車用のバッテリーは破格の物は少ないので例えづらいので一般的なバッテリーで例えると

55D23L←55が性能Dは端子の太さ、23は箱の横幅Lは左端子(向かって左ではありません)

国産車のミニバンでは割と主要な純正バッテリーサイズですが高性能バージョンで主流なのが80D23Lです。ネットで見ると海外製の安価な物だと7000円前後からありますが、主要メーカー品だと15000円前後です。カー用品店で交換となれば20000円前後でしょうか。数値上は同じ性能ですがやはり耐久性や充電能力、回復力には違いがあると思います。予算に余裕があれば主要メーカー品をお薦めします!個人的にはパナソニックのカオスシリーズが一推しです!

交換方法につきましては市販品でメモリーバックアップ用品もありますが、個人的にはプロに任せる事をお勧めします。今の車は電装品がかなり多いです。コンピューターも色々なところについています。バッテリー交換の際にメモリーのリセットをしなければならない車もあります。また交換後に警告灯の点灯などもあり得ます。

万が一(もっと高い確率で起こります)プラスとマイナスを間違える逆接やプラス端子がボディアースに触れてショートしてしまったらそこにあるのはただの鉄の塊です…。動きません動けません動かせません。それこそロードサービスの出番です。数千円の工賃の出し惜しみで数万〜数十万円の本当に痛い出費が…泣くしかないですよね…。

長くなりましたがいかがでしたでしょうか?あ、最後にアイスト車に普通のバッテリーはNGです!アイスト切っても長持ちしません!逆ならok?こちらは理屈では問題無いのですがメーカーが保証してくれません!必ずお車に合った物をお選びください!

以上、出動先のお客様のお子さんに『何でバッテリー上がるの?上がったから下げるの?』と言われてバッテリー上がりの語源を調べた元ロードサービス隊員がお伝えしました!

タイヤは次回ご案内させていただきます!

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